トッテナム・ホットスパーが、エヴァートンのブラジル代表FWリシャルリソンの獲得に近づいているようだ。

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エヴァートンはこの3年間で3億7200万ポンド(およそ606.8億円)の損失を出しており、ファイナンシャル・フェアプレー制度にも抵触してしまう状況にある。

そのため少なくとも6月中には誰かを販売する目処を立てなければならないとされており、その対象は結局リシャルリソンになったようだ。

『The Athetic』によれば、移籍金については5000万ポンド(およそ81.6億円)で合意されており、追加のボーナスが最大で1000万ポンド(およそ16.3億円)プラスされるという。

リシャルリソンは今夏エヴァートンからのステップアップを求めており、チャンピオンズリーグでのプレーを希望していたとされる。

その希望についてはこの移籍によって叶えられることになるが、ソン・フンミンやハリー・ケインとの激しいポジション争いが待っているともいえる。

今夏これまでイヴァン・ペリシッチ、イヴ・ビスマ、フレイザー・フォースターを獲得してきたトッテナム。さらに前線の補強が進み、アントニオ・コンテ監督が求めている戦力が整いつつあるようだ。

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