フランクフルトで活躍する日本代表MF鎌田大地がDAZNの『FOOTBALL TIME』に出演し、内田篤人と共演を果たした。

淡々とプレーするのが彼の特徴のひとつだが、海外では積極的な態度を求められることが多い。「表情で損をしている?」という質問にこう答えていた。

鎌田大地

「たぶん、9.5割は損してますね(笑)

(ドイツ移籍)1年目とかやばかったっす。いじめられてるんじゃないかってくらい(笑)

ウォーミングアップとかも俺ひとりだけやり直しさせられたりだとか。

フィジカルコーチとかも何か自分が仕事してる感を出すためにとりあえず注意とかしたりとか。とりあえず、俺のことを言っとけみたいな。1年目は試合も出てへんし、20歳とか若かったから。

俺はそれに対して、ずっとハセさん(長谷部誠)にキレてましたね、『何なん、あいつ』って(笑)。

ハセさんにはそれをずっと言われていて。もっとやってる感出すだけでいいからやれって。

俺はそんなのは絶対にプライドが無理なんで、そんなん絶対やらへん。

俺が変わるんじゃなくて、こいつらが変わるからって。そうしたら、今とかは何も言われないっす。

でも、そういう態度をしていて、結果が出せへんかったら、ただのダサいやつになるから、めっちゃいつも緊張してますけどね。こいつらを見返さななぁと思いながら」

ドイツではがつがつしたタイプが好かれるため、2017年に加入した当初はやる気がないと誤解されていたとか。そのことを長谷部に愚痴る日々だったというが、プレーで周囲を黙らせたという。

そのうえで、鎌田は「僕のプレースタイルはあんまり評価されずらいですね、外からは。監督とか選手たちはすごい理解してくれています」とも話していた。

【関連】4年で海外から見た「市場価値」が最も上がった日本人選手10人

ドイツでのプレー経験がある内田も「やる気を見せるためにじゃないけど、演技してスライディングするとか。苦しい顔するとかしてた」そう。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい