プレシーズンツアーのために来日したPSG。
この日の練習には13,370人ものファンが詰めかけたが、ピッチに侵入するファンも現れた。
仏紙『L'Équipe』はその件についてこう伝えている。
「PSGの日本での初トレーニングに1万人以上が集まった。
日本人たちは自制と敬意を持った独自のやり方を示したが、フランス王者への熱意は本物だ。
メッシにサインを貰おうとしてピッチに入ったファンが、長い散歩で疲れた子供を父親が抱えるように、警備員によってスタンドに連れ戻される姿は、日本に来なければ見ることはできない。
その様子を見たクリストフ・ガルティエ監督は、警備員に向かって、落ち着いてと手を振った。
少年はこの日出ずる国で普段は順守されているルールをあえて破ると、憧れのメッシに接近して、アルゼンチン代表のユニフォームにサインを貰うことができた。
だが、その直後に彼を真似しようとした他の3人は、それほど幸運ではなく、あまり外交的なやり方で止められることはなかった。
秩父宮ラグビー場に集まった13,370人の観客が最も期待していたメッシ、ネイマール、エムバペ、セルヒオ・ラモス、マルコ・ヴェッラッティに触れたいという誘惑は大きなものだった」
PSGは20日に川崎フロンターレ、23日に浦和レッズ、25日にガンバ大阪と対戦する。