オランダ代表としてW杯に出場するためにPSGからローマに移籍したジョルジニオ・ワイナルドゥム。
だが、練習中に負傷し、右足の腓骨を骨折するケガを負ってしまった。
一部では、ワイナルドゥムを負傷させたのは、19歳のFWフェリックス・アフェナ=ギャンだとして、彼の責任を問う声もある。
そうしたなか、ジョゼ・モウリーニョ監督はこのような強いメッセージを発した。
ジョゼ・モウリーニョ(ローマ監督)
「サッカーがクソになることがある。
たった2週間でGiniは我々の仲間になった。その人間的素質によってね(彼のサッカー的素質はすでに分かっていたことだ)。
悲しいことに彼はとても不運なアクシデントでひどい怪我をしてしまい、長期間プレーから離れることになる。
だが、サッカーだけでなく、人間もクソになることがある…。
フェリックスのようなすごくいい子に責任があるはずという噂を拡散しはじめた奴らは本当に人間のクズだ。
今日の試合は一丸になろう。我々はローマのため、ワイナルドゥムのため、そして、フェリックスのためにプレーする」
フェリックスを責める人間は人としてクズと断罪していたのだ。
なお、ローマはこの日行われたクレモネーゼ戦に1-0で勝利。ゴールを決めたDFクリス・スモーリングはワイナルドゥムのユニフォームを掲げていた。