先日からイランでは大きな抗議活動が行われている。

イスラム教国であるイランでは女性にヒジャブ(髪の毛を隠すスカーフ)の着用が義務付けられている。

13日にマフサ・アミニという22歳の女性がテヘランで逮捕され、「ヒジャブの着用が適切ではなかった」として身柄を拘束された。

そして警察署の中で意識を失い死亡したと伝えられたが、警官などによる暴行が原因であったのではないかと疑われており、イラン各地で政府に対する抗議デモが発生することになった。

そのデモ隊にも警察や治安部隊の弾圧による死亡者や負傷者が出ていることから、イラン全土を巻き込んだ大きな事件に発展している。

そのなか、イラン代表チームは欧州で親善試合を行い、セネガル代表との試合で抗議活動を行った。

選手たちはユニフォーム姿ではなく、黒いジャージでイランの国旗やエンブレムを隠してピッチに入場。政府の態度に反対の意を示した。

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先日はイラン代表選手のサルダル・アズムンが自身のSNSで抗議のコメントを書き込み、大きな話題になっていた。

なお、その投稿についてはすでに削除されており、アズムンもチームから追放されてはいないようだ。

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