近年のセリエAにおいて、攻撃的サッカーで旋風を巻き起こしてきたアタランタ。
今季新加入のFWアデモラ・ルックマンは2試合連続ゴールと調子を上げつつある。
ただ、ウディネーゼ戦ではゴールを決めた直後に主審からイエローカードを提示され、唖然となるシーンがあった。
問題視されたのは、ゴールセレブレーション。彼は目に指を当てる「ルック」ポーズをするのが恒例なのだが、44歳のドヴェーリ主審は相手サポーターへの挑発と受け取ったようだ。
現地では、その判定は意味不明だと物議を醸している。
「ルックマンへの警告は理解不能であり、主審の判定はバカバカしい。相手選手も相手サポーターも彼がゴールした後にすることを分かっている。ルックマンは“見る男”であり、ゴール後に双眼鏡ポーズで歓喜するのだ。問題はドヴェーリがそれを知らなかったこと。経験豊富な主審だけに信じられないことだが、相手ファンに対する挑発だと解釈した」などと指摘されているのだ。
また、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督も「あれは誤解だ。彼は問題を起こそうとするような子じゃない」と擁護。彼は今後もこのセレブレーションを続けるのだろうか。
ちなみに、24歳のルックマンはイングランドのユース代表経験もあったが、ルーツのあるナイジェリア代表に鞍替えしている。