先日から大きな話題になっているパリ・サンジェルマンの「SNS偽アカウント工作」。

パリ・サンジェルマンが「デジタル・ビッグ・ブラザー」という代理店に依頼を行い、SNSのアカウントを作成し、クラブのイメージアップを行うものや報道を牽制するもの、選手に圧力をかける投稿を行っていたと伝えられている。

レアル・マドリーへの移籍を画策していたキリアン・エムバペもその対象の一人となっており、これが新たに浮上した退団説の理由にもなっているとも。

そして今回『RTL』が伝えたところによれば、パリ・サンジェルマンから依頼を受けていた企業の重役がその事実を認めたという。

取材に答えたのは、「デジタル・ビッグ・ブラザー」の子会社である『UReputation』の元取締役であるフレデリック・ジェルドフ氏だそう。

ジェルドフ氏は、かつてパリ・サンジェルマンのコミュニケーションディレクターを務めていたジャン・マルシャル・リブ氏と関係しており、会長のナースル・アル・ハライフィ氏とも面識があるという。

彼は投稿したメッセージの内容については明らかにしなかったとのことだが、「敵とされていたのはパリ・サンジェルマンに影響を与える可能性がある報道や噂であった」「SNSでの投稿はクライアントが求めたものだった」と認めたとのこと。

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ただ、もちろんパリ・サンジェルマン側はこれらの報道について否定しており、SNSでの工作を行ったことはないと宣言している。

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