35歳になったアルゼンチン代表リオネル・メッシは今ワールドカップが最後になると話している。
その彼が悲願であるW杯制覇に最も近付いたのが、決勝でドイツと激突した2014年のブラジル大会。
だが、延長戦でマリオ・ゲッツェに決勝ゴールを奪われて優勝を逃した。痛恨の敗戦となった後、メッシが何とも言えない表情で立ち尽くす姿も印象に残っている。
What a goal to win it! 🤯 🇩🇪 @MarioGoetze, #OnThisDay in 2014 ⭐️ ⭐️ ⭐️ ⭐️ #FIFAWorldCup | @DFB_Team pic.twitter.com/gluKvx1o8v
— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) July 13, 2022
その後、メッシは不眠症のような状態に陥っていたようだ。そう証言したのは、メッシの最初の代理人であるファビアン・ソルディーニ氏。
ニューウェルスでメッシを発掘した同氏は、叔父のような存在でもあったそう。そのため、メッシの幼少期から青年期を最もよく知る人物でもある。
『infobae』によれば、そのソルディーニ氏が今まで聞いたことがなかった胸が張り裂けそうな話を明かしたと伝えている。同氏は2015年に10年ぶりに会ったメッシから思わぬことを告げられたという。
「10年ぶりに彼の自宅に行った時、こう言われた。
『ファビ、この1年はブラジルでの決勝戦のことを考えて、夜中に目を覚ましてしまう。眠れないんだ』」
W杯決勝で敗れてから1年間は寝ていてもそのことが頭をよぎり、眠れない日々を過ごしていたとか。
そのうえで、ソルディーニ氏は「彼の愛だ。代表への愛。バルサでもニューウェルスでもなく、代表への愛。一番愛してるのは代表なんだ。(2021年のコパ・アメリカで)彼が優勝した時は嬉しかった。どれほど苦しんできたかを知っていたからね。彼は怪我だろうが、病気だろうと、代表に来る」とも話していたという。
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