11月20日に開幕するFIFAワールドカップカタール大会。

2002年以来となる6度目の優勝を狙うブラジル代表は先日26人のメンバーを発表した。チームはトリノで5日間のトレーニングを行った後、ドーハに入る。

『Globo』によれば、ブラジル代表は今大会に5.5トンもの荷物を持ち込むという。

ロジスティクス担当スタッフたちはメンバー発表の何か月も前から現地の持ち込む物品のリストを作成。衣料品、消耗品、電子機器、理学療法やトレーニングに使う機器やウェアなど300品目にもなるとか。

担当者は「予期できるものは何でも予期しておく」、「直前になって特別な何かを手配することはない」などと語っているそう。

すでにトリノやカタールのホテルにはブラジルチームが定めたメニューが届いているが、ブラジルの主食であるキャッサバの粉だけは30キロほど持ち込むとのこと。そのリストの一部がこちら。

・超音波診断装置
・高気圧酸素治療器
・理学療法用レーザー装置
・ストレッチャー6台
・アイスブーツ
・マッサージ器
・理学療法用ローラー
・スパイクのスタッド2000個
・スパイクストレッチャー(シューキーパー)
・黄色のウェア700枚
・青のウェア230枚
・試合球30個(一部はFIFAより提供、チップテクノロジー搭載)
・キャッサバ粉30kg
・コーヒーメーカー
・プリンター
・ユニフォームに名前を入れるマシーン
・抗生物質、鎮痛剤など医薬品92品目
・注射器、包帯、絆創膏など134点
・フィールドマーキング用テープ
・フィールドマーカープレート
・フィールドマーカー杭

ちなみに、ロシア大会では7トンを持ち込んだそうで、その時よりは軽いそう。その理由は気候にある。

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ロシアは寒さがあったが、カタールは15~30度と温暖。それでも、選手が着用するレインコートやベンチコートも持ち込むようだ。

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