FIFAワールドカップ・グループF第2節が各地で行われた。

初戦でドイツに勝った日本代表だが、コスタリカに1-0で敗戦。後半38分に決勝ゴールを決めたのは、28歳のDFケイセル・フレルだった。

『La Teja』によれば、彼の家族は地元でカリブ海料理を売って生計を立てているそう。

母親は息子のゴールに歓喜のあまり泣いたそうで、この日は商売をしないとも述べていたという。

ケイセル・フレル母

「私は泣いている。彼ら(過小評価していた人達?)は息子を不当に扱った。

今日は食べ物を売らない。お祝いをする。彼を信じてくれた全ての人達に…ありがとう。

今日はあなたの日になるって息子に伝えていた。彼はあれに値する。

(息子がW杯でゴールした喜びは)説明できない。

多くの人達があのゴールのために泣いてくれている。多幸感で叫んでいるし、喜んでいる。息子は今の地位を得るために闘ってきたから。

(多くの人が彼のシュートに驚いたが)

家族は彼がいいシュートを持っていることを知っている。

ずっと息子に伝えていた。『私を信じて、シュートを打ちなさい。やり方は分かってるでしょ』と。

彼はかつてストライカーだったから、そう伝えた。彼はその能力を持っているから。

息子がシュートした時には『ゴール、ゴール』と口にしたけれど、トップコーナーに入ったのを見て、『ゴールじゃない、スーパーゴール!』と狂ったように叫んだ。

息子と話せたし、彼はハッピーだった。あの子はあまり話さないけれど、嬉しそうだった」

フレルは元FWだったそうで、母はシュートを狙えと説得していたとか。

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また、フレルと彼のゴールをアシストしたジェルトシン・テヘダは幼馴染だそう。なお、テヘダのYeltsinという名前は、元ロシア大統領であるボリス・エリツィン(Yeltsin)からとったもの。

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