日本代表はワールドカップの決勝トーナメント進出をかけて、強豪スペインと対戦する。

そのスペイン代表には日本のゲーム機のおかげでサッカーを始めた選手がいる。PSGに所属するMFカルロス・ソレールだ。

25歳の彼は昨季まで所属したバレンシアの公式動画でこう話している。

「当時の僕はサッカーをやりたくなかったんだ。なぜかは分からないけどね…。かなりシャイだったからナーバスになっていたんだ。チームに入りたくなかった。でも、最終的には祖父からゲームボーイで説得されたんだ」。

また、『EL PAÍS』のインタビューでは、こんな秘話も明かしていた。

「(どうやってサッカー選手になったのか)

兄弟が通うサッカー教室を見に行った時に、試合のハーフタイムにボールを蹴っていたんだ。

監督たちが僕のことを見ていた。当時5歳だったけれど、強いキックができていたんだ。

『なぜ入らないんだい?』と言われたけれど、チームでプレーしたくなかった。1人でシュートしていたかった。

でも、祖父が大のサッカー好きでね。当時の僕は流行っていたゲーム機が欲しかった。

祖父から“ゆすられた”のさ。『プレーするなら、買ってあげる』ってね。

僕はすぐにチームでプレーし始めた」

5~6歳の頃に任天堂のゲームボーイをダシにされ、サッカーチームに入ったことが全ての始まりだったそう。

今大会のソレールはコスタリカ戦で途中出場からゴールを決めている。ドイツ戦には出場しなかったが、日本戦でプレーする可能性は十分あるはずだ。

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また、スペインの守護神ウナイ・シモンも『マリオカート』が大好きで、チームメイトによれば、遠征の時に遊ぶのが「至福のひととき」だとか。

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