4日、カタールワールドカップのラウンド16で、フランスとポーランドが対戦した。
優勝候補筆頭のフランスはターンオーバーをしたチュニジア戦から9名を変更。ポーランドはアルゼンチンに次ぐグループ2位でラウンド16へ進んでおり、フランス戦は守備的な4-5-1で臨んだ。
試合は序盤からフランスが一方的に支配。怪我人が相次いでいる“レ・ブルー”だがタレント力は圧倒的であり、その中でも傑出した存在であるキリアン・エムバペが次々とチャンスを作り出す。
ポーランドもフランスの猛攻をなんとかしのぎ、前半30分以降は自分たちの時間を作ることに成功。決定機もあったがウーゴ・ロリスの壁を破ることはできなかった。
44分、エムバペのスルーパスからオリヴィエ・ジルーが決めてフランスが先制。後半もフランスペースは続き、ポーランドは64分にアルカディウシュ・ミリクを投入し2トップへ変更するも流れは変わらなかった。
74分、カウンターからムサ・デンベレのパスを受けたエムバペが豪快にネットを揺らすと、後半アディショナルにもエムバペ。今大会5点目となる圧巻シュートを決め試合を決定づけた。
ポーランドは終了間際にロベルト・レヴァンドフスキのPKで1点を返すのが精いっぱい。フランスがエムバペの2ゴール1アシストの活躍で3-1の快勝を収めている。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ