3-3のスコアの末にPK戦にもつれ込んだアルゼンチン対フランスのワールドカップ決勝。死闘を制したのはアルゼンチンだった。
守護神エミリアーノ・マルティネスは終了間際の大ピンチを救うスーパーセーブを見せたほか、PK戦でも鬼気迫るセーブを披露。今大会の最終優秀GK賞も授与された。
ただ、その際に見せたポーズが物議を醸している。
ABEMAで解説した本田圭佑は、このシーンについてこう話していた。
「まぁいいんじゃないですか。怒るくらいでいいんじゃないですか。別に誰か傷つけてないから」
「こんくらいふざけるヤツじゃないと、PK戦は止められないってことですよ」
このくらいのメンタルの持ち主でないと、PK戦はやってられないと擁護していた。
そのマルティネスは試合後のインタビューでは涙ながらにこう述べている。
「苦しんだ試合だった。コントロールできたと思っていたのに相手に反撃された。
とても難しい試合だった。我がチームは苦しむ宿命にあった。
3-2でリードしていたけれど、PKで得点を決められ、さらに逆転されかけた。
だが、幸いにもあの足があった(コロ・ムアニを止めたセーブ)。
このW杯を夢見ていた。言葉がない。PK戦が始まった時も冷静だったよ。いつもチームメイトたちにも落ち着けと伝えている。
この勝利を家族に捧げる。自分は非常に質素な地域の出身で、とても若くして渡英した。この勝利はその全てに対するものでもある」
彼は12歳を家を出ると、18歳で渡英している。
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『Ole』などによれば、 貧しい家庭に育ち、父親からは安いGKグローブしか買ってもらえず、それを他の子から笑われたこともあったそう。だが、そのグローブに誇りを持ち、その意志でトップレベルにまで到達した。
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