昨年末のワールドカップで日本代表と対戦したスペイン。欧州屈指のサッカー強国だが、国内のユーストーナメントで歴史的な制裁処分が下される出来事があった。

『El Periodico de Aragon』などによれば、問題は昨年12月17日にアラゴン州のトーナメントで起きたという。

州のサッカー連盟は、当該試合で退場となった12歳の選手に対して、25試合もの出場停止処分を科した。

その内訳は、プレー停止中の相手選手への暴行で4試合、その後に起きたピッチに横たわっている相手選手に対する暴行で15試合、審判への深刻かつ絶え間ない侮辱で6試合。

事件は非常に深刻だったために、前代未聞の処分が下されることになったようだ。

また、当該選手の兄弟を含めた2人の選手も、倒れている相手選手に暴行を加えたとして15試合の出場停止処分が科されている。

さらに、審判を侮辱した他の選手にも3試合の出場停止処分、主審に執拗に抗議したうえ、退席処分に従わなかったアシスタントコーチにも2試合のベンチ入り禁止処分が下されたとのこと。

問題を起こしたチームは3試合の開催を没収され、勝点2の剥奪、400ユーロ(5.5万円)の罰金も科されている。そのうえで、さらなる違反があった場合には追放するとの警告も受けた。

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相手選手2人はアラゴン州サッカー連盟に怪我を証明する診断書を提出したそう。

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