毎週木曜夜に『DAZN』で配信されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。
今回はサブMCの野村アナが体調不良のために休養となり、その代役としてかつて「やべっちFC」を担当していた竹内由恵アナウンサーが急遽出演することになった。
そして、日本人選手の活躍を振り返るコーナーで、スタッド・ランスの実質監督を務めているウィル・スティール氏の話に。
ウィル・スティール氏はもともとPCゲーム「フットボールマネージャー」のプレーヤーで、19歳からコーチやビデオ分析官として働いていた人物で、なんとまだ30歳という若さ。今季スタッド・ランスでアシスタントコーチを務めていたが、10月に監督が解任されたために暫定指揮官に就任した。
そして、チームはそれから快進撃を見せてリーグアン10試合負けなしという素晴らしい結果を残している。
「プロ選手としてのキャリアのない監督というのはどうなのか?」という話になると、内田篤人はこう答えていた。
槙野「(30歳だと)もちろん監督よりも経験があって年上の選手がプレーしているんでしょう?」
竹内「そしてスティール監督はプロ選手の経験がないんですよね」
槙野「ドイツのナーゲルスマン(バイエルン)もそうだけど、若くしてやっている監督が多いから、日本もそうなったら面白いよね」
竹内「プロキャリアのない監督というのは、選手からしたらどんな感覚なんですか?ちゃんと付いてきてくれるのかな…という」
内田「俺はナメるよ」
槙野「ナメる?『お前なんにも分かってねぇじゃねぇか』って」
内田「やってみて『おぉ』と思ったらついていくけど、最初の入りとしては…俺もやっぱり『分かってないな』と思うもん。選手としての感覚とか。『ムリやんそれ』みたいなね。
それでもいいから行けといわれて、それでチームが勝つならやるけど、最初はたぶん舐めると思う。
ただ、(監督が)名選手だったからといって、ついていって試合で勝てなくなるなら『ダメだな』となるよね。俺が選手だったら。この監督ダメだって。
結局のところ、結果がすべてなんだよね」
【関連記事】内田篤人、DAZNで「値上げしたんだって?それだけ金取るなら全部やってよ」とぶっこむ
結局のところは監督として指揮した試合で結果を残せるかどうかだが、最初はやはりナメた目で見てしまう…という。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ