今週から再開になったUEFAチャンピオンズリーグの闘い。PSG対バイエルン・ミュンヘンの決勝トーナメント1回戦の1stレグがパリで行われた。
後半に失点したPSGは負傷明けのキリアン・エムバペをその直後に投入。そのエムバペがゴールネットを揺らすシーンもあったが、オフサイドで得点は取り消し。結局、バイエルンが0-1で勝利することに。
PSGはこれで2023年に入ってからの11試合で5敗目。4敗だった2022年全体の敗戦数よりも多くなってしまった。試合後、エムバペはこう述べている。
「僕らは早く前に進まなければいけない。突破のために敵地に向かう。
選手たちは2ndレグのためにいい健康でなければいけない。みんな、よく食べてよく寝る必要がある。
僕らが攻撃的サッカーをすれば、相手にとっては厄介だ」
PSGのクリストフ・ガルティエ監督は「失望はしているが、今夜では突破も敗退も決まらないことは分かっていた。こちらに深さがない時に相手はプレッシングをしてきた。深さも縦もないプレーだと非常に厳しい前半になると思った。残念なことにエムバペを投入したい時に失点してしまった」と嘆いていた。
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一方、バイエルンのユリアン・ナーゲルスマン監督は「(最初の25分で)自分たちがあんなにボールを持てたのはちょっと驚いた。パリがあそこまで受け身だとは思っていなかった」とコメント。注目の2ndレグは3月9日に行われる。