岩渕真奈が所属するトッテナムの女子チーム。このほど、フィンランド人MFエヴェリナ・スーマネンに2試合の出場停止処分が科された。

問題視されたのは、岩渕らとともに出場したマンチェスター・ユナイテッド戦での行為。

後半35分、スーマネンは相手と接触した後に顔をおさえて倒れ込むと、主審は相手選手に一発レッドカードで退場を宣告した。

だが、試合後にユナイテッドの監督は「あれは芝居臭かった。顔をおさえて転げまわる必要はない。ファウルだし、イエローだったかもしれない。だが、押したのは明らかに肩だった」と指摘。

ユナイテッドが処分不服で控訴すると、レッドカードと3試合の出場処分は取り消された。

 

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スーマネンには不適切な行為を否定していたが、「審判を欺いた」として、2試合の出場停止処分が科されたのだ。

スパーズは「非常に失望しており、ショックを受けている」として、この処分に対する不服申し当てを行った。

『Daily Mail』によれば、スパーズはこのルールの男女での適用に矛盾があるとも感じているという。審判を欺く反則は2017-18シーズンから導入され、遡及的な処分が可能になった。

ただ、男子選手にも同じような処分が下されたケースはある。2019年にはリーズFWパトリック・バンフォードが審判を騙して相手選手を退場させたとして、同じように2試合の出場停止処分を受けた。

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