5万人以上の人が亡くなる甚大な被害が出ているトルコ・シリア大地震。

そうしたなか、トルコでは震源地から離れた地域でサッカーのリーグ戦が再開になっている。

フェネルバフチェ対コンヤスポル戦では、犠牲者を悼むメッセージが掲げられたほか、被災した子供たちを招待。フェネルバフチェのユニフォームには被災した地域の名前が刻まれていた(背番号には顔写真も)。

また、サポーターたちは、地震の被災者に寄付するためにタオルマフラーや手袋、帽子などをピッチ上に投げ入れている。

【動画】感動的!サポーターたちが被災者のためにマフラーなどを投げ込んだシーン

そして、ギレスンスポルのファンたちは、被災者支援に尽力した各国の国旗を掲揚。日本国旗もその中にあった。

フェネルバフチェのノルウェー代表FWジョッシュ・キングは「トルコにとって難しい一週間だった。トルコの人々だけでなく、世界中がとても悲しんでいた。サッカーよりもずっと重要なこと。トルコが再びその傷を癒すことを願っている。命を落とした人たちを呼び戻すことはできないのは残念だ。とても悲しい。このような災害の後、これまで見たことがないほど国は一丸となっている。サッカーには競争があるが、みんなが、すべてのサッカー選手が、クラブがともに行動した。自分にとって非常に意味のあることだった。サッカーには常に競争があるが、ここで一緒になること、ひとつになることはとても重要だった。自分たちはそれを成し遂げた。悲劇を経験した人々をできる限り助けたい」と話していた。

ただ、国民はトルコ政府の対応に不満を募らせているとされており、「政府は総辞職しろ」という声が試合でも鳴り響いていたようだ。

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