かつてローマやインテルでプレーした元ベルギー代表ラジャ・ナインゴラン。

彼は飲酒や喫煙などプロフェッショナルらしからぬ行いで物議を醸してきた人物でもある。

先日、ローマなどでスポーツディレクターを務めたヴァルテル・サバティーニ氏が、「私は彼を息子のように可愛がったが、怠惰なんだ。目の前に7、8個のグラスを置くと全部飲んでしまう」などと発言。

そうしたなか、ナインゴランは『Corriere della Sera』でこう述べたそう。

「子供の頃は苦しかった。家庭は貧しかったし、サッカー選手になるために多くを犠牲にしなければいけなかったからね。

いまの俺は生きることを諦めない。母なる自然が、俺のやってきたこと(飲酒や喫煙)にも影響されない体を与えてくれたからね。

俺はプレーしたあらゆる場所でバカなことをやったよ。

ローマでは遅刻もしたし、酩酊しているビデオもあった。そして、有名な自宅での大晦日(ビデオ)。あれは一生忘れないだろう。

最高にイカれた夜だったかもしれない。ビデオでの俺は酒を呑み、タバコを吸い、意味不明なことを言っている。

それが世界中に拡散され、あらゆる人間から攻撃されることになった。ローマでは発狂されたが、それも当然だったね」

「(サバティーニに)電話して、8杯じゃ足りないと伝えたよ。

20杯はいける!それで、何もなかったようにピッチに立つ。

彼は俺を愛してくれたし、いつも落ち着いた生活を送るようにアドバイスされたよ。

彼は俺がもっといいキャリアを送れたはずと考えているが、そうは思わない。なぜなら、俺はピッチ上で全てを尽くしてきたからね」

2017年の大晦日に撮影されたビデオは問題になり、ローマは年明けの試合からナインゴランを除外し、彼が謝罪したことがあった。

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34歳になったナインゴランはアントワープでも不品行が問題になり、今年からスパルでプレーしている。

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