サッカーのルールを策定する国際サッカー評議会(IFAB)は、2023-24シーズンからのルール変更を発表した。
8つの変更点があるとされているが、話題になっているのは「第14条 ペナルティーキック」。第1項の「進め方」にある文章が加わった。
これまでの条文は「GKは、ボールが蹴られるまで、ゴールポスト、クロスバーまたはゴールネットに触れず、キッカーに面して、両ゴールポストの間のゴールライン上にいなければならない」。
これが「GKは、ボールが蹴られるまで、ゴールポスト、クロスバーまたはゴールネットに触れず、キッカーに面して、両ゴールポストの間のゴールライン上にいなければならない。GKは、キッカーの注意を不当にそらす行為をしてはならない。 例:キックの開始を遅らせたり、ゴールポスト、クロスバー、ゴールネットに触れる」に変わる。
変更の理由は、「GKはゲームと相手への敬意を示さないような行動、つまり、キッカーに対して不当に注意をそらすような行動をしてはならないことを明確にした」と説明されている。
【関連】「なぜかPKの成功率が低い」7名のスーパーストライカーたち
GKが相手キッカーを焦らすためにボールを渡さないなど行為は許されなくなるようだ。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ