元サッカー日本代表の田中達也氏(現新潟アシスタントコーチ)が24日、浦和の同僚で元サッカー日本代表の鈴木啓太氏のYouTubeチャンネルに出演し、自身のサッカーキャリアを振り返った。
田中氏は帝京高1年次に全国高校選手権準優勝の原動力となり、高校卒業後は浦和レッズへ入団。スピードに長けた切れ味鋭いドリブルで様々な局面でチャンスを演出し、サポーターから「ワンダーボーイ」と称賛された。
そんな田中氏の高校時代のエピソードに、聞き手の鈴木氏が驚がくした。
当時の帝京高サッカー部はドリブルが禁止されていたが、田中氏は唯一ドリブルを許可されていたのだという。
「僕はバッと切り替えしても何も(言われない)。コーナーキックは僕が全部(近くで)もらって、(左サイドは)全部ショートで仕掛けて。それぐらい自由をもらっていました」と田中氏。
他の選手がドリブルをすればコーチ陣から怒号が飛んでいたという。
そのエピソードを聞いた鈴木氏は「自由を与えられていたのは、達也だけだったんだ」と目を丸くしていた。高校のころから天才ドリブラーは片りんを見せていたようだ。
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最後に鈴木氏から田中氏にとっての高校サッカーを聞かれ、田中氏は「荒削りのままでいいのかな。そういう選手がいっぱいいて、高校サッカーってそういうやつの集まりなのかなと思います」と語った。
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