久保建英が所属しているレアル・ソシエダ。現在ラ・リーガで4位をキープしており、UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内に入っている。
ただこの週は非常に厳しいスケジュールを余儀なくされており、先週末にラージョ戦、水曜日にベティス戦、そして29日にオサスナ戦、さらに来月2日にレアル・マドリー戦を行わなければならない。
そのなかでこの直近の4試合で2勝1分け1敗と勝ち越してはいるものの、選手たちのコンディション調整はかなり難しいものになっていると伝えられる。
『MARCA』によれば、レアル・ソシエダのイマノール・アルグアシル監督は記者会見で以下のように話し、スケジュールの厳しさに苦言を呈した。
イマノール・アルグアシル監督
「(チームのフィジカルコンディションはどうか)ウソをつくつもりはない。今、多くの人がとても疲れている。
他のコーチや選手のコメントに同意したいよ。ファンのためにやるという事実を除けば、夜10時に試合をするというのはあり得ない。
本当に馬鹿げたことだ。深夜2時に選手はまだ食事をしなければならないんだよ。
我々はサッカーを殺しているよ。このようなスケジュールは、スタジアムに行くべき時間ではない。ショービジネスとしても、ファンサービスとしても、全く役に立っていない。
多くのアスリートを知っているが、みんな2~3日ごとにナイトゲームをするのは不可能だと言っている。午前2時半に寝て、次の日に寝て、そして違う地域でまた試合をする。
これは言い訳ではないんだ。適度に回復した選手がいれば、我々はもっと良いものを、真なるクオリティのショーをより簡単に行うことができる。
3日ごとにプレーしていたら怪我のリスクも高くなる。我々のようにプッシュするチームの場合はなおさらだ。
とはいえ、このチームは3日ごとにプレーする準備ができていることを示してくれているので、恐れてはいないがね」
ラ・リーガは日本時間の午前5時から試合がキックオフされることが多いが、これは現地時間で午後10時にあたる。
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そうなると選手はその後の食事なども含めて生活のリズムが難しいものになり、過密日程以上にコンディションへの悪影響を及ぼしてしまうようだ。