激動のシーズンを過ごしている鹿島アントラーズ。
昨シーズン途中、スイス人のレネ・ヴァイラー監督を早期解任し、コーチを務めていたクラブOBの岩政大樹監督が昇格したが以降なかなか成績が上がらない。
岩政監督といえば戦術家として知られ、引退後の解説は言語化に傾倒する若い世代を中心に支持されていた。
しかし理想と現実は違ったようでヴィッセル神戸に1-5と大敗した際には、熱狂的なことで知られる鹿島サポーターの怒りは頂点にまで達し、解任論も飛び交った。
ただここ2試合は連勝とやや上り調子で、29日に行われたガンバ大阪との試合ではホームで4-0と大勝した。
後半に仲間隼斗が先制ゴールを奪うと、鈴木優磨が3試合連続ゴールとなる追加点。終盤にはベテラン土居聖真が立て続けに2ゴールを奪い、ガンバを意気消沈させた。
そこで今回取り上げたいのは、岩政監督を非常に慕う鈴木優磨である。