3日に行われたDFBポカール(ドイツカップ)準決勝、シュトゥットガルト対アイントラハト・フランクフルト。

シュトゥットガルトには伊藤洋輝、遠藤航、原口元気、そしてアイントラハト・フランクフルトには長谷部誠と鎌田大地と「日本人対決」にもなったカードだ。

試合開始から19分で先制したのはシュトゥットガルト。チアゴ・トマスがこの試合初めてのゴールを決め、スコアは1-0に。

しかしながら51分にフランクフルトが同点弾。エヴァン・エンディカが左足で見事なシュートを叩き込み、試合を降り出しに戻す。

そして55分、長谷部誠の縦パスを受けた鎌田大地が大仕事をやってのける。ボールを収めてからドリブルで中央に進出、自らミドルシュートを放ってゴール左隅に決めてみせたのだ。

後半戦を迎えてからなかなか結果が出ずに苦戦していた鎌田大地であるが、この大一番で重要な仕事を成し遂げた。

さらに75分にはカウンターから鎌田大地が抜け出してパスを送り、コロ・ムアニがゴールキーパーと接触。これによりPKを獲得し、フランクフルトが3-1とリードを広げた。

その後83分にはシュトゥットガルトがエンツォ・ミロのゴールで一点差に詰め寄るも、ボルナ・ソサが2枚目の警告を受けて退場。

10人になったシュトゥットガルトの猛攻を凌いだアイントラハト・フランクフルトが3-2でこの試合を制し、5年ぶりとなるBFBポカール決勝進出を果たした。

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なお、長谷部誠と鎌田大地は両者ともに先発フル出場。一方のシュトゥットガルトでは伊藤洋輝が先発フル出場、遠藤航が78分までプレー、そして原口元気はベンチ入りしたものの出番がなかった。

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