11日、FCバルセロナは『El Conidencial』が公開したレポートを否定した。

『El Conidencial』は11日、2015年から2019年にかけてバルセロナが行った選手への報酬支払いに関して不正な処理があり、税務当局から1500万ユーロ(およそ23億円)の罰金処分を受けたと伝えた。

その内容については、選手へのアウディ車の提供やチャーター便の調達、またチームを離れた選手への補償金に関するものだとされている。

アルダ・トゥランとアレックス・ソングに対してそれぞれ130万ユーロ(およそ1.9億円)、350万ユーロ(およそ5.1億円)が支払われているものの、それらが正しく税務処理されていない…というものだった。

それにより税務当局はバルセロナに1570万ユーロの罰金を言い渡した…というものであった。

しかしながら、その数時間後である。バルセロナが公式ホームページにおいてその情報を否定した。

曰く、この『El Conidencial』が公開した罰金処分に関する書類については、「代理人に対する支払いについての税務処理」に関するものだという。

そしてバルセロナはこの件の裁判については2023年4月に控訴が認められており、罰金処分についてはすでに取り下げられていると宣言した。また付加価値税に関する罰金についてもまもなく無効になるはずだ…と、『El Conidencial』に情報の修正を求めているようだ。

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現在クラブの経営状況が悪いとされているバルセロナ。それに加えて巨額の罰金が課せられれば大きなダメージになりそうだが、真実はどちらなのだろうか。

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