得点源だったカリム・ベンゼマがチームを去ったレアル・マドリーは、新たなエースFWを補強する必要がある。

筆頭候補とされているのが、トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインだ。

イングランド代表とスパーズの歴代最多得点者になったスーパーストライカーだが、チームは今季8位に終わり、来季の欧州コンペティション出場を逃した。

29歳になった彼は新天地を求める可能性があり、レアルは6800万ポンド(120億円)のオファーを提示するとも伝えられている。

さらに、PSGキリアン・エムバペもレアル移籍が再燃中。

彼は昨夏にレアル移籍を封印して、PSGとの契約を延長したが、2024年夏に退団するとクラブに通告。本人は来季はPSGでプレーすると宣言したが、PSGが現金化するためにこの夏の売却も噂されている。

そのため、ファンたちはヴィニシウス・ジュニオール、ハリー・ケイン、エムバペの3トップ実現に沸いているようだ。

その場合にはヴィニシウスとエムバペのどちらかが右ウィングをやらなけれないけないという問題もあるが、財政的にも困難がある。

レアルはドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガムの獲得に1億ユーロ(150億円)の移籍金を支払う見込み。そのため、今夏に使える補強費は限られているはずなのだ。

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ただ、エムバペについてはPSGとの契約が満了する2024年夏に獲得すれば移籍金はかからない。実際、フロレンティーノ・ペレス会長は「(エムバペを獲得しにいくが)今年ではない」と述べているが…。

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