今月開幕するFIFA女子ワールドカップ。スイス代表は弱冠16歳のイマン・ベネイを本大会メンバーに招集していた。
今月23日に17歳になる彼女は将来を嘱望されており、監督も「最高の才能がある。前途は洋洋」と期待を寄せていた。
現地でも「スーパータレント」と評価されているベネイだが、メンバー発表翌日に悲劇が起きてしまった。
モロッコとの親善試合に向けた最後のトレーニング中にタックルを受けて負傷。MRI検査で膝前十字靭帯断裂が判明し、W杯欠場が決まってしまったのだ。
大きなショックを受けた彼女にチームメイトたちはエールを送っている。キャプテンは「胸が張り裂けそうな日」としつつ、「きっと彼女は強くなって戻ってくる」とのメッセージを出した。
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グループAのスイスはフィリピン、ノルウェー、そして、開催国ニュージーランドと対戦する。