今夏アイントラハト・フランクフルトを退団し、新しいクラブを探していた鎌田大地。しかしACミランなどとの交渉は成立せず、まだ新天地が決まっていない。

そんな中、2日に『sportitalia』や『Sky』など複数のメディアが「鎌田大地はラツィオ加入に合意した」と報じた。

記事によれば交渉は大詰めを迎えており、2025年6月30日まで+1年延長のオプションという条件でサインが行われる見込みだという。

給料については年間300万~400万ユーロ(およそ4.7~6.3億円)で、その一部はスポンサーのMIZUNOが支援することになるとのこと。また契約時に支払われる手数料が400万~500万ユーロ(およそ6.3~7.8億円)に設定されているとか。

ただ懸念されているのは外国人枠の問題。イタリア・セリエAでは外国人枠が最大5名に設定されているほか、1つの移籍マーケットにおいて新たに登録できる外国人選手が最大2名に限定されている。

その1人目については自由に獲得が可能だが、2人目は既存の外国人選手が国外に放出されるか、あるいはEUの市民権を取得しなければならない。

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ミランとの交渉で問題になったのもそのポイントであり、クラブとしては鎌田大地とサミュエル・チュクウェーゼのどちらかしか獲得することができなかった(結局後者と契約している)。

ラツィオは今夏すでにタティ・カステジャノス(ニューヨーク・シティ)を獲得しているため、鎌田が誰と入れ替わりになるのかという点も注目されそうだ。

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