LASKリンツに所属している日本代表MF中村敬斗が、チャーター便でフランスへと向かったという。
『nachrichten』が伝えたところによれば、中村敬斗は火曜日の段階で練習から外れ、会長とともにリンツ空港を訪れていたとのこと。
行き先はフランスであり、以前噂になっていたリールではなく、やはりスタッド・ランスへ向かったという。そこでメディカルチェックが行われ、合格次第契約が結ばれるそうだ。
移籍金についてはおよそ1000万ユーロ(およそ15.7億円)で決着したと伝えられており、LASKリンツとしてはクラブの最高額記録である。
なお、これまでのLASKリンツが売却してきた選手を振り返ると…。
- ヴィクトル・サー(ヴォルフスブルクへ):350万ユーロ(およそ5.5億円)
- ヴィダル・リセス(セルティックへ):250万ユーロ(およそ3.9億円)
- ホン・ヒョンソク(ヘントへ):150万ユーロ(およそ2.4億円)
- ママドゥ・カラモコ(コペンハーゲンへ):150万ユーロ(およそ2.4億円)
- ゲイル・フリガール(テニス・ボルシア・ベルリンへ):150万ユーロ(およそ2.4億円)
- パウロ・オタヴィオ(インゴルシュタットへ):135万ユーロ(およそ2.1億円)
- マルコ・ラグツ(オーストリア・ウィーンへ):130万ユーロ(およそ2億円)
- アンドレス・アンドラーデ(ビーレフェルトへ):125万ユーロ(およそ2億円)
- ロマン・ヴァルナー(レッドブル・ザルツブルクへ):120万ユーロ(およそ1.9億円)
- ゲルノト・トラウナー(フェイエノールトへ):100万ユーロ(およそ1.6億円)
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ということで、1000万ユーロとなれば現在のクラブの歴史上最高額を遥かに超え、ヴィクトル・サーの3倍近くになるようだ。
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