9日に敵地で行われたドイツ戦に4-1で勝利した日本代表。センターフォワードとして起用された上田綺世は、勝ち越しとなるゴールを決めている。
この後にあったいくつかのチャンスは仕留められなかった上田だが、初めて代表で貢献できたかもしれないと手応えを口にしていた。
そうしたなか、『Daily Record』は、「セルティックと対戦する上田は、フェイエノールトが支払った700万ポンド(12.8億円)の移籍金が正しかったことをドイツ戦で証明した」などと伝えた。
日本人選手が多く所属するセルティックはUEFAチャンピオンズリーグのグループステージでフェイエと同組となり、両者は9月20日の第1節で対戦する。
同紙は「機知に富んだ上田の活躍は日本で話題になっている。レンジャーズに放出されたブラジル人FWダニーロとは違い、上田はフェイエで長期間先発できる正当候補者のように見える。海外移籍する前は鹿島アントラーズでゴールマシーンだった上田は、今度は日本の同僚たちがいるセルティックを苦しめることを目指す」とも伝えている。
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フェイエのメキシコ人FWサンティアゴ・ヒメネスはCLで開幕2試合出場停止になるため、セルティック戦では上田の先発起用が予想されている。そのため、ドイツ戦で活躍した上田がセルティック戦でもキーマンになりえると見ているようだ。