ドバイ経済観光庁(Visit Dubai)は5日、レアル・マドリーとパートナーシップを締結したことを発表した。

今回のパートナーシップ締結は、ドバイ経済アジェンダ(D33)の一環であるドバイの大規模な経済成長計画を支援。ドバイ経済観光庁とマドリーの両組織にとって、新たな成長の機会を創出する強力なプラットフォームとして機能していくようだ。

ファンに向けて、ワクワクするような各種アクティビティや特別なひと時、ユニークな体験などを提供していくという両者。その一つとして、ドバイに世界初となる「レアル・マドリーのテーマパーク」をオープンする予定となっている。

詳細についてはリリースより以下の通り。

ドバイの成功の鍵であり、その核心には、強力な官民関係があります。今回のレアル・マドリードとの新たなパートナーシップ締結は、エミレーツ航空が2011年以来築いてきた長年のパートナーシップをさらに発展、強化させるものです。中東最大のテーマパーク『ドバイ・パークス&リゾーツ』が予定する、世界初のレアル・マドリードのテーマパークにより、ドバイの多彩な魅力が増すことになります。この新たなテーマパークには、ミュージアム、アトラクション、サッカーのスキルを競うゲームなど、レアル・マドリード関連のアトラクションが多数設置されるほか、飲食関連、レアル・マドリードのオフィシャルグッズ等を取り揃えた店舗も併設される予定です。

世界最高のサッカークラブ、レアル・マドリードとともに世界のスポーツ・エンターテインメントの最前線に立つことは、世界トップ3のグローバル都市を目指すドバイの地位を確固たるものとし、ドバイの大きな志のある経済計画とも合致しています。10月から始まったばかりのこのパートナーシップには、レアル・マドリードの男子・女子サッカーチームが含まれ、スペインのサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムにドバイの雰囲気をもたらし、ファンにとって忘れられない体験と最高水準のサービスを提供します。

グローバルパートナーシップが締結された調印式は、ドバイ観光・商務機関(DCTCM)の最高経営責任者(CEO)であるイサーム・カーゼィム氏と、レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長によって、同クラブのホセ・アンヘル・サンチェスCEO、レアル・マドリーのレジェンドでインスティテューショナル・リレーションズ担当ディレクターのエミリオ・ブトラゲーニョ氏立ち合いのもと、マドリーの伝統あるボードルームで行われた。

ブトラゲーニョ氏は「クラブ初のオフィシャル・デスティネーション・パートナーとして、ドバイ経済観光庁との新たなパートナーシップの締結を大変誇りに思います。 ドバイはすべてのエンターテイメントにおいて卓越性を追求するデスティネーションであり、それは当クラブと共通した価値観です。このエキサイティングな観光地を、世界中にいる何百万人ものマドリディスタにお届けできることを嬉しく思います」とコメント。

イサーム・カーゼィム氏も「グローバルパートナーとしてレアル・マドリーと協力していけることを嬉しく思います。ドバイと世界最高のクラブとのこの画期的なパートナーシップ関係は、共通のビジョンと価値観の上に築かれたもので、新たな高みを目指すモチベーションになります。この戦略的パートナーシップは、ドバイの地位を世界トップ3のグローバル都市に定着させることを目標にしています。リーディング・デスティネーションであるドバイと世界で最も有名なサッカーチームとのパートナーシップにより、ドバイでの観光、生活、そして就労においても最高の都市であることを世界に発信していきます。卓越性、リーダーシップ、才能、革新に対して共に献身的に取り組み、大きな成功を分かち合い、そして、ドバイとレアル・マドリードが掲げる勝利への精神を世界に示せることを期待しています」と語った。

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なお、レアル・マドリーの胸スポンサーであるエミレーツ航空はUAEのドバイを拠点としている。

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