8日に行われたプレミアリーグ第8節アーセナル対マンチェスター・シティのビッグゲーム。
注目の一戦は、後半41分に決まったガブリエウ・マルチネッリの一発でアーセナルが1-0で勝利した。
日本代表DF冨安健洋は後半30分にオレクサンドル・ジンチェンコに代わって途中出場。相手ゴール前への走り込みで決勝ゴールを演出している。
アーセナルの・ミケル・アルテタ監督は試合後にこう述べていた。
「(心理的なバリアがなくなったという印象はあるか)
それがバリアだったかは分からない。我々が通り抜けなければいけないものではあった。
彼らを打ち負かすには相手に負けなければいけない、エティハドでのような負け方をしなければいけなかったのかもしれない。
昨シーズンは2通りの負け方をした。ホームでは我々のほうがいいチームだった、特に前半はね。その後、冨安のバックパスからデブライネにゴールを奪われた。
今日のチームは本物の成熟を見せつけた。それは経験からくるものだ。よりよいチームになるためにそれが必要になることもある。
(冨安はより守備的な交代に思えたが、アタッカーとして決勝ゴールに絡んだ)
彼にはこう伝えた。『トミ、相手はドクをあそこに入れてきたぞ』と。最初はね。
その後、相手は彼を逆サイドに変更したので、すぐに交代した。
そのあとの彼は左ウィングとして相手GKを追いかけてくれた。
また交代選手たちが素晴らしかった。ゴールに絡んでくれたが、彼らはフィジカルとエネルギー、クオリティをチームにもたらしてくれた」
シティは後半23分にジェレミ・ドクを右サイドに投入したが、すぐに左へ移動。そこでアーセナルは冨安を左SBに入れたという流れだった。
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『football.london』では、「ディフェンシブサードで試合を終わらせるために投入されたが、マルチネッリの決勝点を生み出すためにどこからともなく走ってきた」として冨安に7点の評価を与えている。