今季のオランダ・エールディビジで歴史的な低迷を記録しているアヤックス。

先週末には菅原由勢が所属しているAZアルクマールに1-2で敗れ、開幕6試合を終えて1勝2分け3敗という結果となっている。これは1964-65シーズン以来最悪のスタートであるという。

さらにフェイエノールトとのデ・クラシカーでは前半で3失点したことにファンが激昂し、ピッチに発煙筒や花火が投げ込まれ、観客席やスタジアム内で暴動が発生。試合が中断する事態となり、醜態を晒すことになった。

『VI』によれば、アヤックスのOBでもある元オランダ代表FWロナルト・デ・ブール氏が『VI Podcast』で以下のように話したという。

ロナルト・デ・ブール

「アヤックスは大変そうに見えるかもしれない。ただ、どうやってもウ◯コからチョコレートを作ることはできないんだ。

私は本当に心配しているよ。アヤックスが一体どこに向かおうとしているのかわからない。

2週間後にはユトレヒト対アヤックスという『残留争い』の試合がある。こんなことはいままで経験していない。

日曜日に1-2で敗れたAZアルクマールとの試合を見たよ。とにかくひどかった。

アヤックスに来てくれた選手たちに対して何も批判はしないよ。彼らはこのクラブでプレーすることに満足しているだろう。

ただこれほどの多くの二流選手を連れてきて、アヤックスに来るだけで高いレベルのパフォーマンスを見せてくれると考えるのは不可能だ。

我々は今後20年間、バイエルン・ミュンヘンやパリ・サンジェルマンと競争していくだろうと思っていた。今ではその全てが霧散してしまった。痛ましいことだよ」

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アヤックスに来た選手たちについては批判することはないが、良いプレーヤーがいなければいいチームを構成することはできない…と、クラブの補強政策が招いた低迷であると解説したようだ。

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