8月末に吉田麻也が加入したLAギャラクシー。吉田のデビュー戦から2連勝を飾ったが、その後は苦闘が続いた。

22日のレギュラシーズン最終戦を前にすでにプレーオフ進出の可能性が消滅。最後の10試合は1勝5分4敗と苦しんだ。特に総失点数は地区ワースト(34試合で67失点)。

9月のセントルイス・シティ戦から2-2、2-4、4-3、3-3、3-3、1-2、2-5、2-2、1-4と一度もクリーンシートなし。ダラスとの最終戦も前半だけで4失点し、1-4で敗れ去った。

ギャラクシーは西地区14チーム中13位でシーズン終了。これまでワーストだった2017年の11位を下回り、創設以来最悪の順位となってしまった(MLSには降格がないが)。

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吉田がひとりでどうにかできるものではないほど守備に問題を抱えていたのは明白だが、来シーズンは復活なるだろうか。

『Redlands Daily Facts』でも「ギャラクシーの失望シーズンが終了。すでに注目は2024年シーズンに向けられている。今季は一貫性のないプレーと重傷者の続出で全てが崩壊した」と伝えていた。

グレッグ・ヴァーニー監督は「全員を健康にすることと、主力選手たちを取り戻すこと。チームの運動能力も高め続ける。MLSではダイナミックであることを要求されるので、もっとダイナミックになる必要がある。我々は失点数が多すぎた。その大部分は最終ラインの継続性の欠如であり、それが健康に言及する理由だ」と来季に向けた展望を口にしていたそう。

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