イタリア1部フィオレンティーナとキットサプライヤーのKappaは19日、「Viola Park Collection」と題した限定版のレトロジャージを発表した。

“Viola Park”とは今月完成したクラブの新しいトレーニング施設で、それを祝うジャージとしてリリースされている。

Fiotentina 2023-24 Kappa Viola Park Kit

フィオレンティーナ 2023-24 Kappa ヴィオラ・パーク レトロジャージ

限定版として発表された100%綿素材のレトロジャージ。当然だが見るからにクラシックでシンプルなデザインで、その美しさがユニフォームファンに絶賛されている。

背面右裾には目立たないようにシャツと同色で彩るシリアルナンバータグを装着。このジャージはクラブ創設年にかけて1926着の限定販売となる。

今回のジャージのエンブレムは通常のものではなく、フィレンツェの象徴であるユリ(アイリス)の花を付ける。これはフルール・ド・リスというホームタウンであるフィレンツェの街の紋章がその由来で、クラブと街の象徴となっている。

デザインは特定のユニフォームをモチーフにしたというよりも、1950年代から80年代にかけて使われたいくつかのユニフォームを彷彿とさせるもの。その中から一つをご紹介したい。