今季、レアル・マドリー・カスティージャからラージョ・マハダオンダにレンタル移籍した中井卓大。天才少年として期待されてきた彼は10月24日で20歳になる。

その中井を長年指導してきた中西哲生さんがPIVOTのYouTubeで木崎伸也さんらと語り合った。

久保建英も指導してきた中西さんは、呼吸と姿勢にフォーカスすることがテーマと断言。

同氏が指導を行う筑波大学では、呼吸や舌の位置などから選手たちへのアプローチを始めたとか。そのうえで、こんな話も。

木崎:中井選手と筑波の選手が合流して指導されているところを観に行ったんですけど、中井選手の動きが異常で。こんなにもできるようになるんだっていうのを…。何年もやってるんですよね?

中西:中井選手は4年ですかね。

木崎:その差を見て、こういう風に動けるようになれば、左右ですごい綺麗なシュートを打てるんだなと思いましたね。

中西:(体をケアするために口ではなく鼻呼吸を推奨しており、そのために舌を回して鍛えると)僕も喉があまり強くなかったけれど、風邪を引かなくなりましたし。

中井選手も物凄くよく風邪を引いていたらしいんですよ、僕とトレーニングする前は。

僕とトレーニングし始めた時に一番初めにやったのが、舌回しだったので。それをやり始めてからほとんど風邪を引かなくなったって言ってました。

特に中井選手は、もちろん久保選手もそうなんですけど、取りくみ方が半端じゃないんですよね。

舌の動きに関しても、舌を動かしたほうがいいよって言うと、中井選手は昼寝しながらも舌を回していたっていうエピソードが(笑)

お姉さんから、『哲さん、ピピ(中井)はお昼寝しながら舌を回してました。いいんですか?』って。いいと思いますよって言ったんですけど(笑)

それくらい自分で取り組むことへの意識の高さはあると思いますね」

幼少期から天才として知られてきた中井も久保も取り組み方への意識が非常に高いとのこと。

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