なでしこジャパンは26日、パリ五輪アジア2次予選の初戦でインドと対戦し、7-0の大勝を収めた。

2次予選、日本のグループはウズベキスタンでの集中開催。2戦目の地元ウズベキスタン戦が難しい試合となることが予想されるため、日本は初戦のインド戦、比較的フレッシュなメンバーで臨んだ。

フォーメーションは4-3-3。GKが平尾知佳。DFは右から守屋都弥、高橋はな、石川璃音、三宅史織。キャプテンの熊谷紗希はアンカーに入った。

インサイドハーフは右に杉田妃和、左に長谷川唯、3トップは右から猶本光、田中美南、中嶋淑乃が並んだ。

試合は17分、中嶋の正確な左足シュートで日本が先制。藤野あおばの怪我により追加招集された、「WEリーグの三笘薫」と評される24歳にとっては嬉しいA代表初ゴールとなった。

良い形で先制した日本だが、その後は相手を見てしまう場面が目立ち、インドの球際での強さなどもあり1-0で試合を折り返す。

日本は後半頭から杉田に代えて林穂之香を投入。チームとしても縦への意識を高めた結果、さっそく46分に右サイドの崩しから再び中嶋が合わせて追加点を奪う。

インドは前半と全く違う日本のテンションに混乱し、以降はゴールラッシュに。53分に林、その1分後に田中が決めると、56分には守屋がA代表初ゴールをゲット。

73分には清家貴子、82分には猶本が、いずれも中嶋のパスからゴールを奪取。守っても後半アディショナルタイムにセットプレーから迎えた大ピンチをしのぎ、完封勝利を飾っている。

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初戦で大勝を収めた日本は、中2日で迎える次戦、29日に地元ウズベキスタンと対戦する。

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