Jリーグは28日に理事会を行い、レイラック滋賀FC(JFL)にJ3クラブライセンスが交付されたことを明らかにした。
レイラック滋賀FCは、本日開催されたJリーグ理事会において、「継続審議」となっておりました2024シーズン J3クラブライセンス交付について、「交付」となりましたこと、ご報告いたします。
なお、滋賀県に本拠地を置くサッカークラブへの、Jリーグ クラブライセンスの交付は史上初となります。… pic.twitter.com/ch54IGCzqj
— レイラック滋賀FC (@reilacshiga) November 28, 2023
今季JFLで上位を争ったレイラック滋賀FCは、彦根市に新設された平和堂HATOスタジアムを新たな本拠地として設定し、J3参入に必要なライセンスの取得に向けて動いていた。
9月の理事会ではスタジアムの照明の光量が不足していることが問題となって継続審議とされていたが、今回改めてライセンスの交付が発表された。
平和堂HATOスタジアムでは先日仮設照明のテストが行われ、ピッチ全面において必要な光量1500ルクスを超えたことが明らかにされていた。
平和堂HATOスタジアム 仮設照明塔 照明照度実測検査実施に関するお知らせhttps://t.co/u6eYvHMoYh
11/24に仮設照明塔を設置の上、照明照度実測検査を実施し、ピッチ内全箇所において1500ルクスを満たすことを確認いたしましたので、お知らせいたします。#レイラック滋賀#滋賀にJリーグを… pic.twitter.com/xJ2Vf63Jio
— レイラック滋賀FC (@reilacshiga) November 25, 2023
なお、まだJリーグのクラブが存在しない滋賀県において、ライセンスが交付されたのは初めてのケースとなるとのこと。
【関連記事】<現地取材>レイラック滋賀FC、Jリーグ入れ替え戦出場間近で…残り10分で溢れた昇格への夢
その後行われたJFL最終節の結果によってレイラック滋賀FCはJリーグ参入に向けた入れ替え戦出場の可能性を失っているが、このライセンス取得によって来季は改めて最初から昇格を念頭に置いてのスタートとなる。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ