サッカー界でも導入が検討されているシンビン(一時退場)。
BBCによれば、サッカーのルールを定める国際サッカー評議会(IFAB)は、プロレベルでのテストを行う方針を固めたという。
その提案は火曜にロンドンで行われたIFABの会議で発表され、来年3月の年次総会で承認される予定。
FIFAの審判委員会会長であるピエルルイージ・コッリーナ氏も、プロの試合でテストが行われる可能性を示唆している。
イングランドでは2018-19シーズンからシンビンが試験的導入され、アマチュアレベルでは反則の減少が確認された。
IFAB理事会メンバーでもあるイングランドサッカー協会の最高責任者のマーク・ブリンガムは、将来的に戦術的ファウルもシンビンの対象になりうると述べている。
「ファンたちは有望なカウンターアタックがそれ(戦術的ファウル)で台無しにされるのを見るとフラストレーションを感じる。
そのためイエローカードで十分なのかという疑問から、そのこともプロトコルに含めるべきかを検討することになった。
出発点は、選手の行動と反則に目を向けることだった。 そのうえで、戦術的ファウルなど他の分野にも拡大すべきかどうかを検討している」
将来的には戦術的ファウルをした選手に対してイエローカードではなく一時退場を宣告する可能性もあるようだ。
ちなみに、元イングランド代表DFジョン・テリーはシンビン反対派、ジェイミー・キャラガーは消極的賛成派だが、サッカー界でも本格導入となっていくのだろうか。
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