2024シーズンより浦和レッズを率いることになったペア・マティアス・ヘグモ氏。指導経験豊富な64歳のノルウェー人である同監督は、今季はスウェーデン1部のヘッケンを指揮していた。
『Expressen』によれば、ヘグモ監督はJリーグ行きについてこう話していたそう。
「(浦和でもヘッケンでのサッカーを導入するのか)そうだね。
少し魅力的だったのは、彼らが私を追いかけ、ヘッケンでの13試合をチェックし、プレースタイルを分析したこと。
それがこのオファーを受けた最も重要な要因のひとつだった。我々のプレースタイル。
魅力的な仕事だ。私はとても謙虚だし、誇りに思う。彼らが様々な監督を招聘してきたプロセスを知っていればね。
ボルシアMGでスカウトを務めるOve Flindt Bjergは良き友人だが、彼は90年代にそこでコーチをしていた。
彼は非常に強い代弁者だったよ。『君はこの仕事を引き受けなければいけない』とね。
ストックホルムのコーチングコースでスチュアート・バクスターといい話もした。
彼は日本に5年いた。『君はこれをやらなければいけない』と言われたよ。
サッカーでも文化でも素晴らしい経験になる。
新しい環境で自分のサッカーを試してみたい。この話が来た時、『本当にやりたい』と思ったんだ」
元デンマーク代表選手でもあるOve Flindt Bjerg氏は、ホルガー・オジェック監督が率いた1996年の浦和レッズでアシスタントコーチを務めた経験がある。同氏やバクスター監督など日本での経験がある同業者からも日本行きを推薦されていたとか。
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なお、ヘッケンは今季スウェーデンリーグトップとなる得点力(30試合で69得点)を誇っており、浦和でも攻撃的サッカーを目指すようだ。