スポーツ史上最大の契約を結んだ大谷翔平。ロサンゼルスドジャースとの10年総額7億ドル(994億円)は、リオネル・メッシとバルセロナとの4年契約総額6.74億ドル(957億円)を抜いて歴代1位となった。

フジテレビ系列の『ワイドナショー』に出演した元MLB選手の五十嵐亮太さんは、「日本人がメッシ選手を抜くなんて、そんなことなかなか考えられないじゃないですか」とコメント。

一方、メッシとバルサとの契約期間が4年だったことを聞かれたサッカーの元日本代表MF前園真聖さんは、「サッカーの場合、10年の複数年契約はまずないんですよ。多くても4年くらいで。それは移籍も考えながらの契約なので。10年っていうのは、よっぽど信頼がないとできないことだと思います」と答えていた。

大谷を含めて、歴代最高額契約アスリート10人中7人がMLBの野球選手。その理由は、10年前後という契約年数の長さにもある。

なぜ大谷翔平のような10年契約がサッカー界にはないのか その理由とドジャースを“パクった”チェルシーの長期契約戦略

一方、サッカーの場合は、FIFAが契約年数を最大5年にしている(当該国の国内法が優先されるため、5年以上のケースもある)。また、野球界にはあまりない移籍金が発生するケースがあるため、その影響もあるはずだ。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい