今季限りでパリ・サンジェルマンとの契約が満了になるフランス代表FWキリアン・エムバペ。メディアでは「夏にレアル・マドリーへと加入するのではないか」と伝えられている。
通常では契約満了でフリーエージェントになったあとでの移籍は「ゼロ円」であり、違約金が発生することはない。
しかしながら、レアル・マドリーはエムバペを獲得するためにはかなりの額を手数料として支払わなければならないという。
『Sport』によれば、現在エムバペがパリ・サンジェルマンで受け取っている年俸7200万ユーロ(およそ115.2億円)はレアル・マドリーでも全く支払えない額であるとのこと。
さらにエムバペは今夏パリ・サンジェルマンと契約を延長すると忠誠条項で9000万ユーロ(およそ144億円)のボーナスを受け取ることができるため、レアル・マドリーにはそれを超える1億2000万ユーロ(およそ192億円)のボーナスを要求しているそう。
また、給与を5000万ユーロ(およそ80億円)まで下げる代わりとして、エムバペは自身の肖像権の一部を選手側が保有するという条件を提示しているとか。
パリ・サンジェルマンでの異例ともいえるような高額な条件もあり、なかなかレアル・マドリーにとっては難しい交渉となりそうだ。
【厳選Qoly】日本代表の2024年が終了…複数回招集されながら「出場ゼロ」だった5名