イタリア1部SSCナポリとキットサプライヤーのEA7は27日、今季2つ目のスペシャルエディションとなる新ユニフォームを発表した。30日のリーグ戦で着用している。

Napoli 2023-24 EA7 Limited Edition "Everywhere Jersey"

ナポリ 2023-24 EA7 リミテッド・エディション

昨年10月のハロウィン・ユニフォームに続く今季2つ目の特別デザインは、ベージュ系のカラーを基調にネイビーを組み合せたデザインで、シャツ全体にあしらう波模様が特徴的。このユニフォームは“Everywhere Jersey”と名付けられている。

デザインは、ホームタウンの歴史的な海洋文化と胸スポンサー企業「MSCクルーズ」を讃えるもので、シャツのグラフィックは波模様の他にも目を引く図柄が描かれている。

一つは地図で、ナポリ、コペンハーゲン（デンマーク）、マイアミ（アメリカ）、ドバイ（アラブ首長国連邦）といった地名が刻まれている。これはMSCのクルーズ船が寄港する主要な場所だという。

もう一つ特徴的なグラフィックが、腹部に大きく描かれたコンパス・ローズ（羅針盤）。

航海に必要なアイテムのデザインはMSCのロゴマークを彷彿させ、クラブとスポンサーとの強固なパートナーシップの象徴でもあるのだろう。実際、クラブが今季のホームとアウェイの各ユニフォームをお披露目した場所は、MSCの船上だった。

このユニフォームは特別なボックスに収納して2023着の数量限定で販売される。

2024年に発売されるので通常だと2024着限定販売となりそうなものだが、今回は2023年のスクデット獲得へのオマージュとして2023着となった。

そんな特別ユニフォームは、30日にホームで行われたアタランタ戦で着用。しかし試合は0-3でナポリの完敗に終わっている。

ベージュは基本的にホームスタジアムでは着ることのない色。いつもと違うことで、距離感や視認性などの点で選手側にやり難さもあったのだろうか。

これは見づらい！視認性が最悪な色被り「キットクラッシュ」11選

スポンサーMSCとの絆を強める特別ユニフォームは、ナポリの公式オンラインストアで販売中。限定品とはいえ着用試合で大敗しただけに、売れ行きが気になるところだ。

【厳選Qoly】なぜ？日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい