昨年1月に横浜F・マリノスからセルティックへと期限付き移籍し、今季開幕前に完全移籍となったDF岩田智輝。
ブレンダン・ロジャーズ監督が就任した今シーズンはなかなか長時間の出場機会が訪れずに苦戦。さらにチャンピオンズリーグのフェイエノールト戦で怪我をしてしまったため、長い間の欠場を余儀なくされた。
しかしながら、2月末からは公式戦6試合連続で先発出場し、突如重要な役割を任されるようになった。メディアやファンの評価も高まっており、中盤から最終ラインの複数の役割をこなせる選手として重用されている。
直近のリヴィングストン戦やセント・ジョンストン戦では勝利に大きく貢献しており、今やセルティックに欠かせない存在に。
なぜチームに白星をもたらせるようになったのか。『Celtic View』でのインタビューで、岩田智輝は自身の意識の変化を明かしている
「いつも役割の中のどこかでゴールに関わることを考えている。自分の強みの一つは、相手の攻撃を読んで止めるという守備の点だけど、その上でゴールに絡むことができるというところも見せたい。
リヴィングストン戦ではそれを見せることができたので嬉しかったし、これからも毎試合それを続けていきたい。
パフォーマンスを向上させ続けることが重要になるし、出場のチャンスが訪れれば勝利に貢献できるような選手になりたい。
ゴールを決めるためにもっと貢献したいし、それが自分にとって重要なものになると思う。次の試合でチャンスがあれば、結果を出すこと、毎週どれくらい成長したかを示すことに集中するよ。
チームとして、目の前の試合に集中し、団結して試合に勝利することがとても重要だと思う。選手一人ひとりがクオリティを高めて、試合ごとに改善できれば、最終的には望むような形でシーズンを終えられると信じているよ」
ディフェンス面のみならず、現在は結果を出すためにゴールの場面に関わることを意識しているのだという。
セルティックに加入してからも様々なポジションで起用されてきた岩田智輝。より攻撃的な場所もこなすことができるようになれば、チャンスはさらに広がっていきそうだ。
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