昨夏、リヴァプールに電撃移籍した遠藤航。

守備的MFを探していたリヴァプールはモイセス・カイセドとロメオ・ラヴィアをチェルシーに奪われたため、シュトゥットガルトで活躍していた30歳の日本代表に目をつけた。

そうしたなか、英国の有名記者であるデイヴィッド・オーンスタイン氏は、『Ask Ornstein Q&A』でこう話していたそう。

「最近のスカウト部門の性質を考えれば、彼は多くのレーダーに映っていたはずだ(他クラブも興味を示していた)。

ただ、彼が他のクラブの補強リストの上位に入るには適切な年齢、戦術的・技術的プロフィールに合致していなかったのかもしれない。

彼がそうだったのかもしれないし、何らかの理由(遠藤の好み、金銭面、交渉プロセスのスピードなど)で他の取引は実現しなかったのかもしれない。

リヴァプールのデータモデルがライバルチームが見落としていたものを見抜いた可能性もあるし、あるいは少なくとも彼らが求めていたものに合致していたのかもしれない」

30歳だった遠藤のリヴァプール移籍が成功したことは新戦力を効果的にチームに組み込むクラブの能力を示すものだと評価されているようだ。

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ただ、リヴァプールはこの冬にスポーツディレクターのヨルグ・シュトマケ氏が退団。ドイツ人である彼はブンデス時代から日本人選手を評価していた人物だった。

後任のスポーツディレクターはボーンマスからリチャード・ヒューズ氏を引き抜くことが決まっている。ヒューズ氏は元スコットランド代表選手で、3月にリヴァプールのフットボールディレクターに復帰したマイケル・エドワーズとはボーツマス時代にともに働いた間柄でもある(ヒューズが当時のポーツマスキャプテンで、エドワーズはクラブアナリストだった)。

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