坂元達裕が所属するイングランド2部コヴェントリー・シティがFAカップで好調だ。

21日にウェンブリー・スタジアムで開催される準決勝では、名門マンチェスター・ユナイテッドと対戦。この大一番で坂元の負傷欠場が大変残念である。

その準決勝を目前にしたタイミングで、クラブは“伝説ユニフォーム”の復刻版を発売した。

Coventry City 1987 FA Cup Final Retro Jersey

コヴェントリー・シティ 1987 FAカップ ファイナル 復刻レトロユニフォーム

コヴェントリーは1986-87シーズンのFAカップで初優勝を遂げたが、その決勝戦で着用したユニフォームが今回復刻版として登場した。ユナイテッドとの準決勝前という、ある意味では最高のタイミングといえる。

ユニ・デザインはもちろん、胸スポンサーロゴ「GRANADA BINGO」までしっかりと再現し、コアなファンも納得の仕上がりとなった。

1986-87シーズン当時のキットサプライヤーはTriple S Sportだったが、今回のレトロユニフォームはイングランドの復刻版専門ブランドScore Drawが手掛けている。コヴェントリー公認のブランドだ。

右胸にはトロフィーを囲むようにして“FA Cup Final Wembley 1987”を刺繍するが、これはオリジナルと同じ仕様。

まるで優勝記念のようなFinal刺繍のユニフォームを着た87年のチームは、決勝戦でトッテナムホットスパーを撃破して歴史的な初優勝を成し遂げる。

準決勝で延長の末にリーズ・ユナイテッドを退けたコヴェントリーは、1987年5月16日にウェンブリー・スタジアムで行われた決勝戦でトッテナムと対戦。

試合はトッテナムがリードしコヴェントリーが追いつくという展開で進むが、2-2で迎えた延長6分のトッテナムのオウンゴールで、ついにコヴェントリーが初めてリードを奪う。結局試合はそのまま3-2で終了となり、コヴェントリーが悲願の初優勝を達成した。

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クラブとファンにとっては伝説の優勝ユニフォームの復刻版。クラブのオンラインストアで先行販売するも完売となり、現在は実店舗のクラブストアのみで販売されている(在庫の有無については不明)。

なお、仮に21日の準決勝でユナイテッドに勝利した場合、決勝でコヴェントリーを待ち受けるのはマンチェスター・シティかチェルシーのいずれか。準決勝もう一つのカードは20日に行われる。

現在では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。街着にも使えるレトロなユニフォームが時を経て甦ります。

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