インドネシアで行われているU17女子アジアカップ。
グループAの初戦で韓国は北朝鮮に0-7で敗れたが、9日の第2節では開催国インドネシアを12-0で下している。
元日本代表選手の望月聡監督が率いるインドネシアはフィリピンとの第1戦にも1-6で敗れており、2試合で18失点。最終戦を待たずにグループステージ敗退が決まってしまった。
インドネシアサッカー協会によれば、望月監督は韓国戦後にこう話していたそう。
「フィリピン戦と比べて惨敗したが、選手たちは最後まで戦い続けていた。それはポジティブなことだと思う」
「ロッカールームで泣いている選手もいた。彼女たちは失望し、悲しんでいた。人間だからね。
でも、敗戦を嘆き続けることはできない。負けたから終わりではないが、あきらめたら終わり。だから、次の試合に目を向ける。もっとよくならなければいけない。
最も大事なことは、2試合に負けても彼女たちが倒れずにやる気を持っていること。だから、次の試合はもっとよくなる可能性がある」
ただ、最終節で対戦するのは、世代最強レベルの北朝鮮。今大会の北朝鮮は韓国に7-0、フィリピンにも6-0と強さを見せつけている。インドネシアとの対戦は12日に行われる。
なお、59歳の望月氏は、現役時代に浦和レッズや京都パープルサンガでプレーした人物。
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