かつてバルセロナでプレーした選手に双子の別人説が浮上して、話題になっている。渦中にあるのは、エドガル・イエ。

1994年生まれの30歳である彼は若くしてスポルティングCPからバルサに引き抜かれると、2014年に1試合だけバルサのトップチームでプレーしている。その後、フランス、オランダ、トルコを経て、今年2月にルーマニアのディナモ・ブカレストに加入した。彼の双子であるエデリーノ・イエもサッカー選手。

そうしたなか、『Marca』は、「現代サッカー最大の詐欺。元バルセロナ選手がディナモと契約したが、双子の弟だった。ディナモは2月にエドガル・イエを獲得したが、3か月後にチームでプレーしているのが双子の弟だと判明した」などと伝えた。あるジャーナリストがスペイン、フランス、トルコ、オランダでのプレー経験があるはずのエドガルが英語を話せず、ポルトガル語しか喋らないと指摘したことで疑惑が浮上したとか。

別人だった場合には勝点剥奪の処分が下される可能性があり、DNA検査を受けるかもしれないとされていたが、エドガル本人は『Jigantes FC』で「フェイクニュースだ。自分はそんなことはしていない」と疑惑を否定。

また、『GSP』によれば、ディナモのチームドクターもエドガルには前十字靭帯断裂の手術痕があるとして双子の別人疑惑を否定したという。ディナモも誤情報だとして法的措置の手続きを開始したそう。

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なお、エドガルはDFで、エデリーノはFWとポジションが違う(エデリーノは今年1月から無所属)。

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