40歳で現役引退を決めた元日本代表MF長谷部誠。先日、フランクフルトの幹部とともに東京で記者会見を行った。
『ABEMA』は、元日本代表DF槙野智章からの質問として、「日本代表キャプテンとして大変だったこと、難しかった年代、大変だったチームがあったら教えてください」と長谷部に尋ねていた。
すると、長谷部は「槙野みたいな選手がいるから大変なんですよ(笑)」とジョークも飛ばしつつ、こう答えていた。
「自分自身で深く考えたり、背負わなくていいものを背負っていた気もしますね。日本代表のキャプテンという立場はこうあるべきだとか。理想像を自分のなかで描き過ぎていて、自分で難しくして、大変にしていたかなという部分はあるんですけど。
先輩が多かったので、先輩たちの顔色を伺いながら、『何したらいいんだろう』みたいな時はすごく大変だったし、個性豊かな選手が本当に多くて、日本代表はどの時代も大変でしたね(笑)」
これに槙野は「すごいな、長谷部さん、本当にお疲れ様でした」、「僕らには感じられないストレスとかプレッシャーがあったと思います。超える方は出てこないんじゃないですかね」などと反応していた。
そのうえで、「僕はどっちかといったら、大変じゃないと思いますよ(笑)たくさん迷惑はかけましたけど。一番大変だったのは本田さんだと思います(笑)個性が強いから。僕も本田さんと一緒でわちゃわちゃしてたので、よく怒られましたけども」ともコメント。
個性が強い本田圭佑のほうが大変だったとジョーク交じりに名指ししていた。
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