adidasは3日、一瞬のスピードで、すべてを変える力を与えるためのサッカースパイク「F50」の新モデルを発表した。

adidas F50

近年、柔らかさで魅了するプレーヤーに向けた「コパ」、決定力で勝負するプレーヤーに向けた「プレデター」、一瞬の速さで勝負するプレーヤーに向けた「エックス」という3つのフランチャイズを展開してきたadidas。

今回、スピードに特化したフランチャイズ「エックス」に置き換え、2004年から2015年にかけてフットボール界のスピードスターに愛されてきた「F50」が、局面を制するスピードのために進化を遂げて復活!

一瞬のスピードで、すべてを変える力を与えるためのスピードフランチャイズとして、8年の時を経て、現代のスピードプレーヤーに向けて装いを新たに登場する。

「F50」の“F”は、速さの象徴、F1レースの語源でもある“Formula”の頭文字から命名。

そして、1954年にスイスで行われたFIFAワールドカップの決勝において、ぬかるんだピッチの中、西ドイツ代表選手がスタッド取り換え式のadidasのシューズを履き、当時無敵と謳われたハンガリー代表に勝利し優勝を手にした「ベルンの奇跡」から、50年後の2004年に登場したことで“50”という数字が与えられた。

誕生から20年が経った2024年、「F50」は、未来“Future”を見据えたスピードプレーヤーたちが、“F”を継承すべく大きく生まれ変わっている。

新しい「F50」が持つテクノロジーは以下の通り。

コンプレッション フィットトンネルシュータン

フィット感とホールド性を向上させるため、中足部を覆うように配置された伸縮性のある素材に戦略的にTPU で補強を施したトンネル型のシュータン。

ファイバータッチ アッパー

必要な箇所にサポート性を提供するためにデザインされた軽量素材のアッパー。

スプリントウェブ

戦略的に配置された3Dテクスチャーのラインによってスピードにのった際のボールタッチでもボールコントロールに貢献。

スプリントフレーム

360中足部のエリアに剛性を持たせ、エネルギーリターンを拡大する構造。さらにアウトソール一体型のエクスターナルヒールカウンターを採用し、安定感を高めることで、あらゆる方向への加速とスピードに貢献。前足部にフォームを内蔵し、さらなる加速と全方向へスピードを生み出す。

着用予定選手たちは「F50」についてこのように語っている。